入浴の心得 其の十八「またにしよう。」
こんにちは、土曜日のblogです。
「入浴の心得シリーズ」第18弾!
誰のいための心得かといえば、
それは他ならぬ、
当館をご利用してくださるお客様のためのものです。
お客様が気持ち良く、
そして、安心・安全に当館でゆっくりくつろいでいただける
そんな心地よい館内にしていくには、
これまた、
お客様にもご協力いただくことが必然となります。
銭湯や温泉など、日本の公共浴場では守るマナーが昔からあります。
マナーとは、自分とみんなのための立ち振る舞い
これなくして、公共の温浴施設で心地よく過ごすことは不可能です。
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入浴の心得 其の十八「またにしよう。」
「またにしよう。」
体調管理と自制心も大人のマナー。飲酒後の入浴も控えましょう。
腹痛、生理中、飲酒時、気分が悪い時は入らない。
「まあ、いいか。」の気持ちで入るのは事故のもと。
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知っていただきたいのは、
飲酒後の入浴のリスク。
みなさま、ヒートショックをご存じですか?
(ヒートテックではありませんから。)
ヒートショックとは、急激な温度変化によって、身体がダメージをうける症状です。
これは血圧の変動で血管に大きな負担ががかり、
急激な血圧変動に対応できず、
心筋梗塞や脳梗塞、あるいは脳出血などで重篤な症状に陥る危険性が高まります。
また、脳に血液が回らず、立くらんで倒れたりすることもあります。
そんな、脳貧血を起こす可能性も。。。
わたくし、
とある公共温浴施設で、シャワーを浴びながら体を洗っていると、
いきなり、横を歩いていた見知らぬ方が、
バタンッと直立のまま倒れて意識を失ってしまっていた。。。という場面に遭遇したことがあります。
施設の方が数人で対応していましたが、
見ているだけでも、、、
かなり怖かったです、本当に。
「このくらい、大丈夫だろう」
「まあいいか」
の気持ちで、お風呂に入って事故につながってしまわないように、
どうぞ、自制心をお持ちください。
そもそも、
いきなりお風呂に入ると、1分~2分の間に血圧が20~50も一気に上がる
と言われています。
さらに、
今度は体が温まると一気に血圧が落ちるので、
その血圧差が血管に影響を及ぼして、
脳卒中や心筋梗塞など
色々な病気を併発したりするリスクが高まる恐れがあるんです。
だからこそ、
かけ湯、かかり湯が大切なわけです。
それでですね、
飲酒して酔っているということは、
平常よりも、血行が良くなっている状態です。
ここで温かいお風呂に入ると、
さらに血行が良くなって、心拍数が上がり、、、
身体が
「ヒーーーッ、もう体温調節できない-っ!!」
と悲鳴を上げてしまうのは、、、当然です。
あとですね、
「サウナで酒を抜く」
なんてことも聞きますが、
抜けるのは水分だけですから。
アルコールはしっかり身体の中に残り、
アルコールの分解に必要な水分もなくなり、
脱水症状になる危険性もあるので、気を付けてくださいね。
お風呂は、はあぁあ~とリラックスできて、
心身ともに、スッキリさっぱりして気持ちの良いもの。
体調もスッキリな時にお入りください。
どなたさまも気持ち良くお過ごしいただけますように♪
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